その床、そろそろ替えどきかもしれません
「最近、床がフカフカする…」
「歩くたびにきしむ音が気になる」
「見た目をおしゃれに変えたい」
そんなちょっとした違和感が出てきたら、それは床リフォームのサインかもしれません。
床は毎日必ず踏む場所だからこそ、見た目以上に耐久性・安全性・快適性が大切です。
放っておくと下地の劣化やカビ、シロアリ被害などにつながることもあります。
トラストホーム宮崎店では、デザイン・機能・生活スタイルに合わせた最適な床リフォームをご提案しています。「張り替えるだけ」で、お部屋全体の印象もガラッと変わります。
床リフォームを考える3つのきっかけ
毎日、私たちの生活を支えてくれている「床」。ふとした瞬間に、その床の存在を意識し、リフォームを検討し始めることがあります。床リフォームは、単に見た目を新しくするだけでなく、住まいの快適性や安全性を大きく向上させる重要なメンテナンスです。
多くの方が床リフォームを決意する、主な3つのきっかけをご紹介します。
1. 「老朽化」によるサインを見つけた時
リフォームの最も大きなきっかけとなるのが、床の老朽化や損傷です。長年住み続けるうちに、避けられない「劣化のサイン」が現れます。
■歩くと「ギシギシ」と音がする、床が沈む:これは床材の下地が傷んでいるサインかもしれません。そのまま放置すると、大きな修繕が必要になるリスクがあります。
■目立つ傷や汚れ、色あせ:特にリビングやキッチンといった使用頻度の高い場所は、傷や水シミ、日焼けによる色あせが目立ってきます。見た目の不満だけでなく、衛生面や安全面でもリフレッシュが必要だと感じ始めます。
■設備更新のタイミング:給湯器など、他の住宅設備を交換する際に、関連する床も一緒にリフォームを検討するケースも多く見られます。
これらの「困った」サインは、住まいを長持ちさせるための重要なメンテナンス時期が来ていることを知らせてくれています。新しい床材に替えることで、カビやシロアリのリスクを減らし、建物の耐久性を高めるというメリットもあります。
2. 「ライフスタイル」が変化した時
家族構成や生活様式の変化は、今の床では不便だと感じ始める大きな転機となります。
■バリアフリー化の必要性:家族に高齢者がいる、あるいは将来に備えて、部屋ごとの段差をなくしたいというニーズが増えます。また、滑りにくい床材に変えることで、転倒のリスクを軽減し、誰もが安心できる住まいになります。
■子どもの成長やペットとの暮らし:子どもが大きくなり、部屋を分ける際や、新しくペットを飼い始めた際、傷つきにくい、または滑りにくい床材へ変更したいという希望が出ます。
■和室から洋室への変更:畳の部屋をフローリングに変えて、空間をより有効活用したい、または掃除をしやすくしたいというのもよくある動機です。
生活の変化に合わせて床の機能を見直すことで、毎日の暮らしがより快適で便利になります。
3. 「もっと快適に、おしゃれに」住まいを向上させたい時
見た目のリフレッシュや、最新の機能を取り入れたいという「生活の質の向上」も大切なきっかけです。
■デザインの一新:床の色や素材を変えるだけで、部屋全体の雰囲気をガラリと変えられます。好みのインテリアに合わせて、明るい色、落ち着いた色など、理想の空間を作りたくなります。
■機能性の追加:冬の寒さ対策として、床暖房を導入したい、あるいは断熱性の高い床材を選び、光熱費の削減と健康的な暮らしを目指したいというニーズも高まっています。また、マンションなどでは防音性を重視した床材へのリフォームも一般的です。
床リフォームは、日々の「困った」を解決し、未来の「快適」を実現するための最初の一歩となるでしょう。
あなたの家の床は、今どんなサインを出していますか?もし「気になるな」と感じることがあれば、それがリフォームを検討する良いタイミングかもしれません。
工法(張り方)の主な種類
床のリフォームで行われる工事の工法は、主に既存の床をどうするかによって「張り替え」と「重ね張り」の2種類に分けられます。
工法 | 特徴 | メリット | デメリット |
張り替え工法 | 既存の床材をすべて撤去し、下地から新しく作り直す方法。 | 1. 下地の確認・補修ができる(腐食やシロアリ対策) 2. 段差が生じないバリアフリーに対応しやすい 3. 新しい床材を自由に選べる |
1. 工期が長くなる 2. 費用が高くなる(解体・撤去費用が発生) 3. 解体時に騒音やホコリが発生する |
重ね張り工法 (上張り工法) | 既存の床材の上から、新しい床材を重ねて張る方法。 | 1. 工期が短い 2. 費用が安い(解体・撤去費用がかからない) 3. 床が二重になり強度や遮音性が増す場合がある |
1. 床が高くなるため、段差やドアの開閉に影響が出る場合がある 2. 下地の状態が確認できない 3. カーペットなど一部の床材には適用できない |
床材の主な種類と特徴
床材は、部屋の用途や求める機能性(耐久性、耐水性、デザインなど)によって様々な種類から選ぶことができます。
フローリング
フローリングは、日本の住宅で最も一般的に使用されている床材です。大きく「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類に分けられます。

無垢フローリング
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【特徴】:天然の木材をそのまま加工した一枚板のフローリングです。木が持つ本来の質感や香り、温もりを最大限に楽しめます。
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◎メリット◎
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■美しい質感と香り:本物の木の風合いと経年変化を楽しめます。
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■調湿効果:湿気を吸収・放出する性質があり、室内の湿度を快適に保つ効果が期待できます。
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■肌触り:足触りが良く、冬でも比較的ひんやりしにくいです。
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△デメリット△
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■価格が高い:複合フローリングに比べて高価になりがちです。
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■水や傷に弱い:水濡れや、大きな温度・湿度の変化で反りや隙間が生じやすい性質があります。
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■メンテナンス:定期的なワックスがけなど、手入れが必要な場合があります。
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複合(ふくごう)フローリング
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【特徴】:合板などの基材の表面に、天然木の薄い板(突板・挽き板)や木目柄のシートを貼り付けて加工した床材です。
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◎メリット◎
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■高い安定性:温度や湿度による反りや膨張が起こりにくく、品質が安定しています。
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■豊富な機能性:耐傷性、耐水性、床暖房対応、防音性など、多様な機能を持つ製品が選べます。
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■メンテナンスの容易さ:ワックスがけが不要なタイプが多く、掃除がしやすいです。
■コスト:無垢材よりも安価に導入できるものが豊富です。
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△デメリット△
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■質感:シートタイプなどは、天然木に比べて質感が劣ることがあります。
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■傷の修復:表面の層が薄いため、深く傷がつくと下地が見えてしまい、無垢材のように削って直すことができません。
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クッションフロア(CF)
【特徴】:塩化ビニールを素材とするロール状のシート材で、裏面にクッション性のある層を持っています。
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◎メリット◎
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■耐水性と清掃性:水や汚れに非常に強く、さっと拭き取るだけで手入れが簡単です。
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■価格と工期:他の床材に比べて安価で、比較的短時間で施工が可能です。
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■デザイン:木目、石目、タイル柄など、デザインのバリエーションが豊富です。
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■クッション性:適度な弾力があり、足への負担が少なく、物を落とした際の衝撃を和らげます。
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△デメリット△
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■凹みやすい:重い家具などを置くと跡がつきやすく、一度ついた凹みは戻りにくいです。
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■耐久性:摩耗に弱く、フローリングなどに比べると寿命が短めです。
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フロアタイル
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【特徴】:塩化ビニールを素材とする、フローリングやタイルのようなピース(タイル)状の床材です。
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◎メリット◎
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■高いデザイン性:木目や石目調など、本物と見間違うほどリアルな表現が可能です。
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■耐久性と耐水性:クッションフロアよりも硬く、傷や摩耗に強いです。水濡れにも強く、水回りにも適しています。
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■部分補修:タイル状なので、一部が損傷してもそのピースだけを張り替えることができます。
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△デメリット△
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■クッション性がない:硬い素材のため、クッション性は期待できません。
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■冷たさ:冬場はフローリングなどに比べてひんやりと感じやすいです。
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畳(たたみ)
【特徴】い草を素材とした、日本独自の伝統的な床材です。
◎メリット◎
■リラックス効果:い草の独特な香りは、リラックス効果があると言われています。
■調湿・断熱性:空気を含んでいるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
■クッション性:適度な弾力があり、座ったり横になったりするのに適しています。
△デメリット△
■メンテナンス:日焼けによる変色やカビ、ダニの発生に注意が必要です。数年ごとの表替えや裏返しといった手入れが必要になります。
■重い家具の跡:重い家具を置くと、その跡が残りやすいです。

カーペット
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特徴:ウールやナイロンなどの繊維を素材とした床材です。
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◎メリット◎
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■防音・断熱性:音を吸収する効果や高い断熱性があり、特にマンションでの防音対策に適しています。
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■安全性:クッション性があり、転倒時の衝撃を和らげます。滑りにくい点も特徴です。
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■温かさ:冬場でも足元が温かく快適です。
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△デメリット△
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■清掃性:ホコリやゴミが絡みつきやすく、完全に取り除くのが難しいため、ダニやハウスダストが気になる場合があります。
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■水濡れ:水や液体をこぼすと染みになりやすく、手入れが大変です。
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リフォームの際は、どの部屋をどのように使いたいかを考え、工法と床材を組み合わせることで、理想の住まいを実現することができます。
後悔しない床リフォームのポイント
床の下地をしっかり確認する
見た目だけを直しても、下地が傷んでいれば再び沈みやきしみが発生します。
リフォーム前に必ず下地の状態をチェックすることが大切です。
生活動線と家具配置を考える
「ドアの開閉に支障が出る」「段差ができた」などの失敗を防ぐために、施工前に家具や建具の位置関係を確認しましょう。
機能性を重視して選ぶ
防音・防滑・耐水など、生活環境に合った素材選びが重要です。
小さなお子様や高齢者のいるご家庭では、滑りにくくクッション性のある床が安心です。
信頼できる業者に依頼する
床は仕上がりが目に見えやすい部分。
丁寧な施工と確実な下地処理ができる業者を選ぶことで、長く快適に使える仕上がりになります。
床リフォームの費用相場
リフォーム内容 | 費用目安(税込) | 工期 |
フローリング重ね張り(6畳) | 約8万~12万円 | 1日 |
フローリング張り替え(6畳) | 約12万~18万円 | 2~3日 |
クッションフロア貼替(洗面所) | 約3万~6万円 | 半日~1日 |
畳からフローリングへ | 約10万~15万円 | 2~3日 |
床暖房リフォーム | 約20万~40万円 | 3~5日 |
※床下補修や断熱施工が必要な場合は別途費用がかかります。
床リフォームで補助金を活用できるケース
「せっかくリフォームするなら、補助金を使ってお得にしたい」
そう考える方は年々増えています。
実は床の張り替えや段差解消といった工事も、条件を満たせば補助金や支援制度の対象になることがあります。
宮崎県や宮崎市では、住宅のバリアフリー化・省エネ化・子育て支援などを目的とした制度が複数あり、タイミングを上手に活用すれば、工事費用の一部を補助金でカバーできる場合があります。
子育てグリーン住宅支援事業(国の補助金)をチェック!
2025年度の最新制度として注目されているのが、国土交通省が行う「子育てグリーン住宅支援事業」です。これは、子育て世帯・若者夫婦世帯を中心に、省エネ性、断熱性、バリアフリー性能を高めるリフォームを支援する国の補助金制度です。
リフォームでこの補助金を申請するには、必須工事(断熱改修・エコ設備設置など)を最低2項目以上行う必要があり、補助額の合計が5万円以上になる必要があります。
床リフォームで対象となる主な工事は以下の通りです。
床リフォームで補助対象となる主な工事内容
対象工事内容 | 補助金額(定額) | 制度上の主な目的 |
床の断熱改修 | 全体断熱:105,000円/戸 部分断熱:52,000円/戸 |
省エネ性の向上(必須工事項目の一つ) |
段差解消 | 7,000円/戸 | バリアフリー改修(転倒防止、移動の容易化) |
手すりの設置 | 6,000円/戸 | バリアフリー改修(転倒防止、移動のサポート) |
衝撃緩和畳の設置 | 21,000円/戸 | バリアフリー改修(ケガの予防) |
※補助金額は、他の補助対象工事と合算されます。
バリアフリーリフォーム助成制度(宮崎市・自治体)
宮崎市で高齢者や要介護者などがバリアフリーリフォームを行う際に利用できる主な制度は、以下の2つを組み合わせて活用できます。
介護保険 住宅改修費支給制度(国の制度)
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■対象者:宮崎市に住所があり、介護保険の要支援1・2、要介護1~5と認定された方が対象です。
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【対象工事】
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・手すりの取り付け
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・段差の解消(スロープ設置、床材の変更による段差解消など)
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・滑り防止・移動円滑化のための床材変更(滑りにくい床材への変更など)
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・扉の取り替え(引き戸などへの変更)、洋式便器への取り替えなど
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■支給額の上限:
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・支給限度基準額:20万円
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この20万円を上限として、工事費用の7割~9割が保険から支給されます。
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(例:自己負担割合が1割の場合、20万円の9割にあたる18万円が支給されます。)
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■特徴:要介護度に関わらず、1人につき20万円を限度として、数回に分けて利用できます。
宮崎市高齢者等居宅介護住宅改修補助事業(市独自の制度)
この制度は、上記の介護保険制度を補完するために宮崎市が独自に行っている補助事業です。
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■対象者:
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介護保険の要支援・要介護認定を受けている方。
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かつ、世帯の所得(所得税額)が一定額以下の方(※介護保険の20万円を使い切っている必要があります)。
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【対象工事】
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介護保険の支給限度額(20万円)を超過した部分の工事費用
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介護保険の給付対象外となる市独自の改修工事費用の一部
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■補助金額の上限:
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補助対象限度額:20万円
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この20万円を上限として、所得に応じた補助率で助成されます。
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■ポイント:所得要件を満たす方は、介護保険の20万円と、市独自の補助金20万円を合わせて、より大きなリフォームが可能になります。
申請時の重要な注意点どの制度も、工事に着手する前の【事前申請】が必須です。 必ず事前にケアマネジャーや市役所の介護保険課に相談し、手続きを行ってください。 |
床リフォームと補助金で、もっと快適で安心な住まいへ
床のリフォームは、見た目をきれいにするだけでなく、毎日の暮らしを「安全で快適」に変える大切な工事です。
そして今は、国や自治体の補助金を上手に活用することで、以前よりも負担を抑えて理想のリフォームを実現できる時代です。
「段差をなくして安全に暮らしたい」
「冷たい床をあたたかくしたい」
「将来の介護を見据えて準備しておきたい」
そんなお悩みを、補助金制度とリフォームの両面からサポートいたします。
トラストホーム宮崎店では、宮崎県内の最新補助制度を常に把握し、申請サポートから施工まで、すべて自社で丁寧に対応しています。
小さな改修から大規模リフォームまで、「まずは対象になるか知りたい」というご相談だけでも大歓迎です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
私たちが、お客様にとって最適な「お得で安心な床リフォーム」をご提案いたします。
◎リフォームメニュー一覧
・キッチンリフォーム
・浴室(お風呂)リフォーム
・トイレリフォーム
・洗面化粧台リフォーム
・IHクッキングヒーターリフォーム
・ビルトインガスコンロ
・給湯器の設置・取り替え
・エコキュート設置・取り替え
・レンジフード(換気扇)取り替え
◎対応地域
宮崎県内(宮崎市・都城市・日南市・小林市)
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