毎日使う場所だからこそ、こだわりたいキッチン。
リフォームや新築でキッチンを選ぶ際、「どれを選べばいいのか分からない」「機能やデザインが多すぎて迷ってしまう」といった声をよく耳にします。
この記事では、長く快適に使えるキッチンを選ぶためのポイントをわかりやすく解説!
あなたのライフスタイルや住まいに合った最適なキッチン選びをサポートします。
キッチンレイアウトの選び方|家事動線と空間のバランスを重視
キッチンのレイアウトは、調理のしやすさ・家族との関係性・インテリア性を左右する最重要ポイント。
まずは主な5つのレイアウトを理解しましょう。
I型キッチン(壁付け)
最も一般的でコンパクトなレイアウト。
壁に向かって一直線にシンク・コンロ・作業台を配置します。
◎メリット◎
・省スペースでコストも抑えやすい
・キッチンに集中できる
・壁側にあるため、リビングが広く取れる
▲デメリット▲
・家族とコミュニケーションを取りづらい
・配置によっては暗く感じる場合も
L型キッチン
壁に沿ってL字に配置されたキッチン。
コンロとシンクを直角に配置できるため、作業効率が良いのが特長です。
◎メリット◎
・動線が短くなり調理がスムーズ
・コーナースペースを活かせる
▲デメリット▲
・コーナーの収納に工夫が必要
・奥行きがあるため掃除がやや手間
II型キッチン(セパレート型)
シンクと加熱機器をそれぞれ別のカウンターに分け、対面式に配置するスタイル。
◎メリット◎
・複数人での作業に適している
・作業スペースを広く取れる
▲デメリット▲
・通路スペースが必要
・水はね・油はねに配慮が必要
ペニンシュラ型キッチン
カウンターの片側が壁に接している「半島(Peninsula)」のような対面型。LDKと一体感のある設計が可能です。
◎メリット◎
・開放感があり、リビングとつながりやすい
・家族との会話がしやすい
▲デメリット▲
・匂いや音がLDKに広がる
・配管移動が必要な場合がありコスト増加も
アイランド型キッチン
カウンターが四方に独立したスタイル。スタイリッシュで高級感のある印象です。
◎メリット◎
・全方向からアクセスでき、回遊動線が作れる
・デザイン性が高くLDKの主役にできる
▲デメリット▲
・広いスペースが必要
・換気や配管工事に費用がかかる
使いやすさを左右する「サイズ」の選び方
キッチンの高さは「身長÷2+5cm」が目安
高すぎると肩が上がり、低すぎると前かがみになって腰に負担がかかります。
160cmの人なら、85cm前後がちょうどよい高さです。
通路幅は最低90cm以上が理想
・1人で作業するなら90cm前後
・2人以上で使うなら100〜120cmあると動きやすい
奥行きと幅の考え方
・奥行きは60〜65cmが主流
・幅は180〜300cmが一般的だが、作業量や家族構成で検討
素材とカラーで空間の印象が決まる ワークトップ・扉・シンクの選び方
ワークトップ(天板)の素材
素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
ステンレス | 熱・水・汚れに強く清掃性◎ | プロ感のある印象 | 傷が目立ちやすい |
人工大理石 | 見た目が美しくカラー豊富 | 高級感が出る | 熱に弱い製品も |
セラミック | 熱・傷に強く高級感抜群 | 超耐久&おしゃれ | 高価で重い |
扉のカラー・素材選び
扉材はキッチンの印象を決定づける要素です。
・木目調: 自然で温もりのある空間に
・ホワイト・アイボリー: 清潔感があり、空間を広く見せる
・グレー・ブラック系: モダン・ホテルライクな印象に
・ツヤあり・マット加工: 光の反射や指紋の目立ち方も確認を
収納力と機能性|見た目以上に大事な「使いやすさ」
引き出し式収納 vs 開き扉
・引き出し式(スライド収納)は奥まで見えて出し入れが簡単
・開き扉は価格を抑えやすいが、デッドスペースが生まれやすい
内部収納の工夫
・フルオープンレール:奥まで引き出せる
・ソフトクローズ機能:静かで安全
・昇降棚・ダストワゴン:家事負担軽減に◎
パントリーや背面収納の活用
冷蔵庫・炊飯器・電子レンジなど、キッチン家電をまとめて配置するスペースも計画に含めるのが理想です。
設備機器の選び方|ガス or IH、食洗機、換気扇までチェック!
ガスコンロ vs IHクッキングヒーター
比較項目 | ガスコンロ | IH |
火力 | 強火料理が得意 | 火加減調整が自動 |
掃除のしやすさ | 五徳の手間あり | フラットで拭くだけ簡単 |
安全面 | 火があるため注意 | 火が見えず安全設計多数 |
ライフスタイル・調理スタイル・好みによって選びましょう。
食洗機の有無・サイズ
・フロントオープンタイプ(大容量)
・引き出し式(浅型/深型)
共働き家庭や育児中の方にはほぼ必須レベルの人気アイテムです。
レンジフード(換気扇)の種類
・スリム型:デザイン重視、整流板付き
・シロッコファン:ダクト排気式で住宅向き
・静音モデル・自動洗浄タイプもおすすめ
メーカー・価格帯の比較|特徴を知ってベストな選択を
メーカー | 特徴・強み |
LIXIL | デザイン豊富・高コスパ・収納アイデア◎ |
TOTO | 水まわりに強く、節水・清掃性が優秀 |
クリナップ | ステンレスキャビネット採用・耐久性◎ |
Panasonic | 家電連携や収納動線に優れた設計 |
タカラスタンダード | ホーロー素材で丈夫・お手入れ簡単 |
価格帯目安(工事費込み)
・シンプルプラン:80万〜120万円
・標準プラン:130万〜170万円
・ハイグレードプラン:180万〜250万円以上
選び方のコツは「絶対に欲しい機能・予算上限・デザイン好み」の3点を明確にすることです。
よくある後悔・失敗例とその対策
■収納が足りない/場所が合わない
→ 家電やゴミ箱の位置も図面で確認
■高さ・奥行きが合わず使いづらい
→ 身長や通路幅に合わせた計画を
■油はね・水はねが想像より大きかった
→ 対面式の場合はパネルやクリア仕切りで対策
■掃除が面倒な素材を選んでしまった
→ ショールームで実際に触れて確認を
キッチン選びは「今」と「未来」の暮らしを考えること
キッチンは一度設置すると10〜20年は使う設備です。
現時点の好みだけでなく、「将来的な家族構成」「加齢による使い勝手の変化」「生活スタイルの変化」にも対応できるよう、柔軟な設計が必要です。
・収納位置は腰の高さ中心に
・動線はなるべく直線的に
・高齢になっても使いやすいよう、手元灯や手すり設置も検討
理想のキッチンを実現するなら、プロと一緒に選ぶのが近道!
キッチンの選び方は非常に奥深く、「これが正解」という答えはありません。
だからこそ、経験豊富なプロと一緒に、あなたの暮らしに合わせた“ベストな1台”を見つけることが大切です。
・ショールーム同行や現地調査
・レイアウト提案・収納プランニング
・補助金・助成金のご案内
すべてワンストップで対応可能です。
まずはお気軽にご相談ください!
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宮崎のキッチンリフォームは、地域密着のトラストホームへ!
地元・宮崎に根ざしたリフォーム専門店として、お客様の声を大切に、ひとつひとつ丁寧に施工いたします。
すべての工事を自社の職人が担当し、無駄のない価格でご提供。
設備のグレードアップも、お手頃価格で実現可能です!宮崎でキッチンリフォームするなら、まずはご相談ください。
◎リフォームメニュー一覧
・キッチンリフォーム
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◎対応地域
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※その他エリアに関しては、ご相談ください。
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