キッチンをリフォームしたいけれど、「費用がどのくらいかかるのか分からない…」「予算感がつかめない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
実は、キッチンリフォームの費用は選ぶキッチンのグレード、工事内容、間取り、オプション機器の有無によって大きく変わります。
今回は、キッチンリフォームの費用相場と、価格帯別のリフォーム内容、費用を抑えるコツまで詳しくご紹介します。
キッチンリフォームの費用相場とは?
キッチンリフォームと一口に言っても、交換する範囲・選ぶ設備・工事内容によって費用は大きく異なります。
以下に、代表的なケースを「工事規模別」で分類してご紹介します。
■ ケース①:部分的な設備交換(費用相場:10万円~30万円)
キッチン本体をそのまま活かし、一部の設備だけを交換するケースです。
例)
・ガスコンロ → IHクッキングヒーターへ変更
・古い換気扇 → スリム型レンジフードに交換
・水栓を節水タイプに交換
★このような方におすすめ
「まだキッチン全体は使えるけど、一部だけ不便」「調理効率を上げたい」「掃除をラクにしたい」
ケース②:システムキッチン本体の取替(費用相場:60万円~120万円)
既存のキッチンを撤去し、同じ配置で新しいシステムキッチンに交換する標準的なリフォームです。
工事内容は以下を含みます。
・既存キッチンの解体撤去
・新しいキッチンの組立・設置
・給排水や電気の軽微な接続調整
・必要に応じたキッチンパネルの張り替え
★ポイント
壁付I型キッチン → 新しいI型に交換する場合、費用を比較的抑えてリフォーム可能です。
ただし、選ぶキッチンのグレード・オプションの有無で費用が大きく変動します。
グレード | 特徴 | 本体価格(目安) |
エントリー(普及)グレード | 必要最低限の収納・設備 | 20〜40万円 |
ミドルグレード | ソフトクローズ・静音シンク・選べるカラー | 40〜70万円 |
ハイグレード | 人工大理石/セラミック天板・高級収納 | 80〜150万円以上 |
■ ケース③:レイアウト変更ありのリフォーム(費用相場:100万円~180万円)
既存の配置から変更し、「壁付け → 対面キッチン」や「I型 → L型/II型」などに変更する工事です。
以下のような作業が発生するため、費用はやや高めになります。
・給水・排水・ガス管の延長・移設
・IH用の200V電源新設
・床の補修や壁クロスの貼り替え
・間取りや吊戸棚の解体
・キッチンパネル・照明の変更 など
★こんな方におすすめ
-
・お子さまと対話しながら料理を楽しみたい
-
・リビングダイニングとの一体感を出したい
-
・食洗機・大型シンク・パントリーなど機能性も高めたい
ケース④:キッチン空間全体のフルリノベーション(費用相場:150万円~250万円以上)
キッチンだけでなく、LDKの床材や壁紙・間取り自体を変更するようなフルリフォームです。
【この場合の主な工事内容】
・キッチン本体のグレードアップ
・アイランド型やペニンシュラ型への大規模変更
・間仕切り壁の撤去・新設
・フローリングの張り替え
・ダウンライトなど照明計画の見直し
・天井・壁の断熱補強
★住まい全体の使い方や家事動線を見直したい方に人気です。
「一生モノの理想の空間をつくる」イメージで、デザイン性・快適性を両立させたい方向けです。
\リフォーム内容と費用は比例するが、“工夫次第”で調整可能!/
以下のように、費用相場の目安はリフォーム規模と選ぶ設備の内容によって変わります。
リフォーム内容 | 費用相場(税別) |
一部設備交換 | 10万〜30万円 |
キッチン本体交換(同位置) | 60万〜120万円 |
レイアウト変更(壁付け→対面式など) | 100万〜180万円 |
配管・壁補修・内装含む全面リフォーム | 150万〜250万円以上 |
「高くなるのが不安…」という方も、予算に合わせて必要な部分からリフォームを進めることで、費用をコントロールすることが可能です。
費用はここで変わる!価格を左右する7つの要素
キッチンのリフォーム費用は、下記の要因によって大きく前後します。
■キッチンのグレード・メーカー
・国産主要メーカー(LIXIL・TOTO・クリナップ・Panasonic・タカラスタンダードなど)で、同じI型でも50万〜200万円以上の差があります。
・扉材・ワークトップの素材や、収納機能の充実度で価格が変動。
■レイアウトの変更有無
・壁付け→対面キッチン(ペニンシュラ・アイランドなど)への変更には、配管工事・床補修・壁補修が必要となり、追加費用がかかります。
■給排水・電気・ガス工事
・IHに変更する場合は200V電源の増設が必要。
・配管の移動や換気ダクトの延長も工事費用に直結します。
■内装仕上げ(床・壁・天井など)
・キッチン交換時に、床の張替え・壁クロスの補修・キッチンパネルの設置を希望される方も多く、その分の費用が追加されます。
■オプション機器の有無
・食洗機、浄水器一体型水栓、収納機能(昇降棚・ゴミ箱収納など)の追加で、10〜40万円程度の増額も。
■マンションか戸建てか
・マンションは構造上、配管移設の制限がある場合があり、工事が複雑になると割高になるケースも。
■工事の規模・施工業者
・設備だけ交換するのか、内装まで含めるのか。
・地元密着の自社施工業者であれば、中間マージンがなくコストダウンにつながる可能性も。
価格帯別キッチンリフォーム例と特徴
◆ 50万〜80万円:シンプル交換プラン
・I型キッチンを同じ位置に入れ替え
・コンロ、水栓、換気扇など標準グレード
・内装は最小限、壁・床は現状維持
・食洗機なし or 卓上型
★こんな方におすすめ
・なるべく安くキッチンを入れ替えたい
・賃貸物件・空き家リフォームなど
◆ 80万〜120万円:標準的な機能+少しこだわりプラン
・人気メーカーの中級グレードシステムキッチン
・引き出し収納、スライドレール、静音シンクなどを装備
・IH or ガスコンロ選択可
・食洗機・キッチンパネル付きも可
★こんな方におすすめ
・家族の使いやすさを考えてリフォームしたい
・見た目も掃除のしやすさも両立したい
◆ 130万〜180万円:対面キッチン・内装含む本格リフォーム
・レイアウト変更(壁付→対面・L型など)
・給排水・電気・ガス工事含む
・壁紙・床材・照明も一新
・食洗機・タッチレス水栓・高性能レンジフード
★こんな方におすすめ
・子育て世帯・共働きで家事効率を高めたい
・インテリアと調和した開放的なキッチン空間にしたい
◆ 200万円〜:ハイグレードフルオーダープラン
・オーダーメイド収納・セラミック天板
・アイランド型キッチン
・バックセット収納・パントリー付き
・間取り変更+床暖房+照明計画まで一新
★こんな方におすすめ
・一生モノの理想のキッチンを作りたい
・ショールームのようなラグジュアリー空間を目指す方
キッチンリフォーム費用を抑えるための5つのコツ
① 設備は「必要な機能だけ」に絞る
→ 便利そうに見える機能も、使わないままだと無駄に。ご自身の調理スタイルに合った機能を選びましょう。
② レイアウト変更を控える
→ 配管・配線の移動が費用アップに直結。配置を変えずに設備だけ入れ替えるとコストダウンにつながります。
③ 既存の内装を活かす
→ 床や壁がまだキレイであれば、補修だけにとどめるのも手。
④ 地元密着の自社施工店に依頼する
→ 中間業者が入らない分、工事費や管理費を抑えられる可能性があります。
⑤ 補助金制度を活用する
→ 節水型水栓や省エネ機器などは、補助対象になるケースあり。自治体・国の制度をチェック!
よくある質問(Q&A)
Q:キッチンのメーカーによって費用は変わりますか?
A:はい、大きく変わります。特にハイグレードモデルやオプション機能を追加すると、同じサイズでも30万円以上差が出ることもあります。
Q:見積もり時に注意すべきポイントは?
A:本体費用だけでなく、工事費、追加部材費、諸経費まで含まれているかどうかを確認しましょう。特に「水道・電気工事費」は見落とされがちです。
Q:分割払い(ローン)も可能ですか?
A:はい、リフォームローンを利用すれば、月々1〜2万円程度で支払いを分散させることも可能です。詳細はご相談ください。
希望の予算内で、満足できるキッチンをはトラストホーム宮崎店へ
キッチンリフォームは、単なる設備の交換ではなく、毎日の暮らしを快適にするための重要な投資です。
相場を把握し、自分に合った予算配分で計画的に進めることで、満足度の高い仕上がりを実現できます。
まずはご希望やお悩みを丁寧にお聞きした上で、現地調査・ご提案・お見積りまで無料で対応いたします!
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