• リフォーム中の傷・汚れを防ぐ「養生」とは?後悔しないための7つの確認ポイント

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リフォーム中の傷・汚れを防ぐ「養生」とは?後悔しないための7つの確認ポイント

「新しくする場所はきれいになったのに、既存の床へ傷が残ってしまった」

「工事中のホコリが家具や家電に付着してしまった」

リフォームは、住まいのすべてを解体するのではなく、現在の床や壁、設備、家具などを残しながら進めることが多い工事です。

そのため、工事を行う部分だけでなく、残す部分をどのように守るかも重要になります。

既存部分を傷や汚れから保護するために行われる作業が「養生」です。

養生は工事前に設置し、完成時には取り外すため、お客様の目に長く残るものではありません。しかし、工事の安全性や周辺への配慮を支える大切な工程です。

この記事では、リフォームにおける養生の役割や、養生が不十分な場合に起こりやすい問題、工事前に確認したい7つのポイントを分かりやすくご紹介します。

養生ではどこを保護するの?

養生する場所は、施工する部屋だけではありません。
商品や工具が通る場所、資材を置く場所、ホコリの影響を受ける場所も保護の対象になります。

フローリング、畳、タイルなどを傷や汚れから守ります。
歩行だけの場合と、重量物を運搬・仮置きする場合では、必要な養生材や強度が異なります。

壁や柱

大型商品や長い部材を運ぶ際、廊下の壁や柱の角へ接触することがあります。
狭い場所や曲がり角は、必要に応じてボードやコーナーガードなどで保護します。

家具・家電

移動できない家具や家電が工事場所の近くにある場合は、シートなどで覆います。
精密機器や壊れやすいものは、可能な限り施主様側で別の場所へ移動しておくと安心です。

工事場所と生活スペースの境界

解体や加工でホコリが発生する場合は、工事場所と生活スペースをビニールシートなどで区切ります。
間取りや換気条件によって方法が異なるため、現地調査で確認が必要です。

玄関から工事場所までの搬入経路

商品や廃材が通る玄関、廊下、階段、ドア枠なども保護します。
キッチンや浴室などの大型商品は、搬入物の大きさを考慮して養生範囲を決めます。

養生不足によって起こる可能性がある問題

床に擦り傷やへこみが残る

工具箱を直接置いたり、台車や資材が養生から外れたりすると、床へ傷が付くことがあります。
特に無垢材や柔らかい床材は、重さや衝撃の影響を受けやすいため注意が必要です。

壁紙やドア枠が破損する

大きな設備を運ぶ際、廊下の角やドア枠へ接触し、壁紙が破れたり、表面にへこみが生じたりする場合があります。

床だけでなく、搬入物が当たりやすい高さまで確認することが大切です。

ホコリが別の部屋へ入り込む

細かなホコリは、扉の隙間や人の出入りによって工事場所の外へ広がります。

家具の表面だけでなく、収納内部や家電の周辺へ付着する可能性もあります。
工事内容に応じた区画と、作業後の清掃が必要です。

養生テープで既存材が傷む

既存の壁紙や塗装面が劣化している場合、テープを剥がす際に表面が傷むことがあります。
養生専用のテープを使用していても、下地の状態によっては影響が出るため、貼る場所や固定方法を検討します。

共用部分や道路を汚してしまう

マンションの廊下やエレベーター、戸建て周辺の道路などへ、土や粉じんが付着することがあります。
作業終了後は、施工場所だけでなく搬出経路や周辺の状態も確認する必要があります。

養生不足によるトラブル事例

トラブル1:リビングの家具にホコリが付着した

リビングに隣接したキッチンを解体した際、工事場所との間仕切りが十分ではなく、家具や照明へホコリが付着したケースです。

工事場所が生活スペースに近い場合は、扉を閉めるだけでなく、作業内容に応じた間仕切り方法を検討します。

トラブル2:廊下の床へ資材を引きずった跡が残った

長い建材を運ぶ際、養生材の端から外れてしまい、既存床に擦り跡が残ったケースです。
養生範囲を搬入経路より狭く設定していたことや、作業中のずれを直していなかったことが原因として考えられます。

トラブル3:養生撤去後にテープ跡が残った

長期間貼られていたテープを剥がしたところ、床へ粘着剤が残ったケースです。
工期が長い場合は、テープの貼り付け期間や交換時期についても配慮が必要です。

トラブル4:大型設備が玄関ドアへ接触した

ユニットバスやキッチンの部材を搬入する際、玄関ドアへ接触し、表面に傷が付いたケースです。
床や廊下だけでなく、開いた状態のドアや建具も養生対象として検討する必要があります。

トラブル5:工事後に共用廊下の汚れを指摘された

マンションのリフォームで廃材を運び出した後、共用廊下に細かな汚れが残り、居住者から指摘を受けたケースです。

養生の設置だけでなく、毎日の清掃と撤去後の最終確認が大切です。

工事前に確認したい7つのポイント

ポイント1:養生の範囲を現地で確認する

玄関から工事場所まで、商品や職人が通る経路を一緒に確認しましょう。
施工場所だけでなく、資材置き場、廃材置き場、工具を使用する場所も保護が必要になることがあります。

ポイント2:床と壁の保護方法を聞く

どの場所にシート、ボード、コーナーガードなどを使用する予定なのか確認します。

床材や壁の仕上げ、搬入物の大きさに応じて方法は異なります。
養生材の名称だけでなく、どのような傷や汚れを防ぐ計画なのかを聞きましょう。

ポイント3:住みながら工事をすることを伝える

工事期間中も自宅で生活する場合は、打ち合わせの早い段階で施工会社へ伝えます。

生活スペース、寝室、使用する水まわり、ペットの居場所などを確認し、工事場所との区切り方を相談しましょう。

ポイント4:動かすものと残すものを決める

家具や家電を、工事前に誰が移動するのか確認します。

施主様側で移動するものは、着工日までに別室などへ移しておきましょう。
大型家具を残す場合は、シートでの保護や作業スペースを確保できるか相談します。

ポイント5:工事前の室内を写真に残す

玄関、廊下、階段、壁、ドア、床など、搬入経路を写真に撮っておきましょう。

既存の傷も含めて記録することで、工事後に状態を比較しやすくなります。
写真は全体の位置が分かるものと、傷や汚れを近くから撮影したものを残すと確認しやすくなります。

ポイント6:工事初日の養生状態を見る

本格的な解体や搬入を始める前に、必要な場所へ養生が設置されているか確認します。

不安な場所がある場合は、現場責任者や担当者へ相談しましょう。
職人へ直接個別の変更を依頼すると、作業計画や安全管理に影響する場合があるため、決められた窓口を通すことが大切です。

ポイント7:清掃方法と最終確認について聞く

作業終了時にどの範囲を清掃するのか、養生材のずれや破れを点検するのかを確認します。
工事完了後は、施工箇所だけでなく、搬入経路や家具、共用部分なども一緒に確認しましょう。

「養生費」が見積書にない場合は?

養生に関する費用は、必ずしも「養生費」という名称で記載されるとは限りません。

仮設工事費、現場管理費、施工費、諸経費などに含まれていることがあります。
そのため、見積書に養生費の記載がないという理由だけで、養生を行わないと判断することはできません。

次のように質問して、実際の作業内容を確認しましょう。

  • ■ 養生は見積もりに含まれていますか
  • ■ 玄関から工事場所まで保護されますか
  • ■ 壁や柱の角も養生しますか
  • ■ 家具や家電はどこまで対応してもらえますか
  • ■ マンションの共用部分は誰が養生しますか
  • ■ 工事後の清掃は含まれていますか

明確に説明してもらうことで、着工後の認識違いを防ぎやすくなります。

養生用テープなら必ず安全?

養生専用テープは、一般的な梱包用テープなどと比べ、剥がしやすさを考慮して作られています。

ただし、どのような場所でも影響が出ないわけではありません。

古い壁紙、日焼けした塗装、表面が弱くなった木材などは、テープによって傷む可能性があります。
施工会社には、既存材の状態を確認し、直接貼らない方法や、目立たない部分で試す方法を検討してもらいましょう。

また、工事期間が長い場合は、テープを貼り続ける期間にも注意が必要です。

丁寧な養生を行う施工会社の特徴

養生方法は工事内容によって異なりますが、丁寧な会社には次のような傾向があります。

  • ■ 現地調査で搬入経路を確認する
  • ■ 工事前に家具や資材置き場について打ち合わせる
  • ■ 床材や作業内容に合わせて養生方法を変える
  • ■ 壁や柱の接触しやすい場所を確認する
  • ■ ホコリが発生する工程を事前に説明する
  • ■ 養生設置後もずれや破損を点検する
  • ■ 毎日の作業後に施工場所と周辺を清掃する
  • ■ 工事完了後に搬入経路も確認する

養生の量だけではなく、現場に合わせて計画されているかが重要です。

宮崎で安心してリフォームを進めるために

養生は、リフォームの完成後には見えなくなる工程です。

しかし、工事を行わない床や壁、家具、家電を守り、安全に資材を搬入するためには欠かせません。

工事後に傷や汚れで後悔しないためには、着工前に養生する範囲、家具の移動、ホコリ対策、清掃方法などを施工会社と確認しておくことが大切です。

宮崎でリフォームをご検討中の方は、トラストホームへお気軽にご相談ください。

現地調査の際に施工場所や搬入経路を確認し、工事内容と現在の住まいの状態に合わせた養生方法をご案内いたします。

住みながらの工事や、家具・家電が置かれた状態でのリフォームについても、お客様の生活への影響に配慮しながら進めてまいります。見積り依頼

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