キッチンの快適性を左右する「レンジフード交換リフォーム」のすすめ

キッチンのリフォームと聞くと、システムキッチンの入れ替えや水栓交換、収納の増設などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、意外と見落とされがちなのが「レンジフード」の存在です。
日々の料理で発生する油煙やにおい、湿気を排出するレンジフードは、実はキッチン全体の快適性や清潔さに大きな影響を与えています。
今回は、「レンジフードの交換リフォーム」について、役割や交換のタイミング、最新の製品事情までを詳しくご紹介します!(^^)!

レンジフードとは？役割を再確認

レンジフード

レンジフードは、コンロの上部に取り付けられた換気設備で、調理中に発生する煙やにおい、油分を含んだ空気を外へ排出する役割を担っています。
正しく機能していれば、キッチンはもちろんリビングや家全体の空気環境が快適に保たれます。逆に、フィルターが詰まっていたり、モーターの劣化で換気能力が落ちていたりすると、家中ににおいが残ったり、壁紙に油汚れがつきやすくなったりといった不具合が起こります。

こんな症状は「交換サイン」

レンジフードは見た目の変化が少ないため、劣化に気づきにくい設備です。
以下のような症状がある場合は、交換リフォームを検討するタイミングかもしれません。

・換気の音が以前より大きくなった
・スイッチを入れても吸い込みが弱くなった
・フィルターの汚れが落ちにくくなった
・壁や天井の油汚れが目立つ
・製造から15年以上経っている

これらはいずれも機能の劣化を示すサインです。特に築15年～20年が過ぎている住宅では、レンジフードを一度も交換していないというケースも珍しくありません。安全性や衛生面からも、定期的な見直しが必要です。

レンジフードの交換リフォームは意外と手軽？

レンジフードの交換工事は、半日～1日程度で完了することがほとんどです。
また、ダクトの位置やコンロとの距離など、現状の設備に大きな変更がなければ、大がかりな解体工事は不要なケースが多く、費用も10万円台から可能です（機種により異なります）。

もちろん、キッチン全体のリフォームと同時に実施する場合は、より自由なレイアウト変更や配管の見直しも可能になります。予算や目的に応じた最適な方法を選びましょう。

戸建て・マンションどちらにも対応可能

当社では、戸建て住宅・マンション問わず、レンジフードの交換リフォームに対応しております。
とくにマンションでは、共用部分との関係で使用できるダクトや換気方式に制限がある場合もありますが、事前の現地調査で最適な機種をご提案いたします。

補助金や助成金の対象になることも

自治体によっては、住宅の省エネ性能向上に資する設備交換として、レンジフードの交換が補助金の対象になることもあります。
とくに高齢者世帯・子育て世帯向けのリフォーム助成制度では、キッチンのバリアフリー化や省エネ対応製品の導入が推奨されており、条件を満たせば費用の一部を負担してもらえる可能性があります。申請には事前の手続きが必要な場合もあるため、気になる方はお気軽にご相談ください。